産後の尿もれ …原因と今日から出来るセルフケア!

整骨院の現場にいて12年、産後のケアを目的にご来院される方は沢山います。
色々なお悩みを聞かせていただきますが、「尿もれ」も例外ではありません。
私自身も2度目の妊娠時、そして出産後は実際に尿もれを経験しています。
立ち上がる瞬間や、くしゃみをした時、子供を抱き上げた際など、力みがかかった瞬間に…
下着が汚れたり、「漏れてしまわないか」気にしながらの生活は精神的に苦痛でした。
私と同じ気持ちになったあなたに、今日からできるセルフケアをお伝えします。
是非、試していただき尿もれを気にせずお子さんと素敵な日常を送れますように。
尿漏れの原因
まずは、なぜ尿もれが起こってしまうのか。
解説していきますね!
知っておきたい【骨盤底筋群】

成人女性の約3人に2人が軽い尿もれを経験しているといいます。
その際、重要になってくるのが【骨盤底筋群】です。

骨盤の底の部分にあって、膀胱や子宮、直腸などを正しい位置に保ち、尿道を締めて尿もれを防ぐとても重要な役割があります。

その骨盤底筋がうまく働けなくなる要因として、妊娠・出産・更年期が挙げられます。
赤ちゃんが大きくなると当然子宮の重みが増えます。
(我が子の成長はとても嬉しいですよね◎)
本来はハンモックのようにして支えてくれる筋肉ですが長期にわたって引き伸ばされて弾力や張りが低下しやすくなります。
さらにホルモンの影響で関節・靭帯の緩みが締める力を弱めてしまったり、
経膣分娩(おまたからの出産)の際は赤ちゃんが通る際に骨盤底筋が大きく引き伸ばされます。
その時に微細な損傷や断裂、神経の圧迫やダメージが起こり「うまく力が入らない!」とゆう状態になります。
また、更年期や加齢によって女性ホルモンの分泌が低下して筋肉に張りや弾力が低下し始めると尿もれを感じやすくなります。
女性の尿もれの7割は腹部性尿失禁
このタイプの尿もれはトレーニングやダイエットで改善できる可能性が高いため、
骨盤底筋群の筋力をつけ、尿道を閉じる力を強くすることは男女問わずとても重要になります。
衰えた筋肉を改善するためには
・骨盤底筋のトレーニング
トレーニングは継続的に2〜3ヶ月続けることで約7割の人に効果が出ると言われています。
・ダイエット
最近太ったな…妊娠産後の体型の変化から腹圧性尿失禁が始まった…
とゆう方は体重を戻すと元の状態に戻ります。
・薬物療法
日本ではクレンブテロール塩酸塩(スピロペント)など保険適応でのお薬の治療が認められていますが、あくまでも軽症〜中等症による腹圧性尿失禁は骨盤底筋群のトレーニングが推奨されます。
必ず泌尿器科などの専門の先生に診てもらいましょう。
・外科的手術
尿もれで手術ができるのは、腹圧性尿失禁だけで成功率は約90%
2泊3日で入院手術ですが全てのタイプの症状の尿もれを治すことはできないと言われています。
こちらも泌尿器科などの専門の先生に診てもらいましょう。
今日から出来るセルフケア
骨盤底筋のトレーニングは、いろんな体勢でできます!
あなたの生活に合わせて取り入れてみましょう。
椅子に座って

両足を肩幅ぐらいに開き、背筋を伸ばして椅子に座ります。
肩の力を抜いて、お尻と膣をゆっくり5秒間締めたら、次に5秒リラックス。
これを3回から5回続けます。
仰向けで

膝を軽く立てて、両足を肩幅に開いておきます。
手をお腹の上に置いて、全身の力を抜きます。
お尻と膣をゆっくり5秒間締めたら、次に5秒リラックス。
これを3回から5回続けます。
四つん這いで

クッションに肘をついて手のひらに顎を乗せます。
お尻と膣をゆっくり5秒間締めたら、次に5秒リラックス。
これを3回から5回続けます。
立ったままで

両足と両手を肩幅に開きます、手のひらをテーブルにつけます。
両手に体重をかけた状態で背筋を伸ばし、顔を上げます。
肩とお腹の力は抜いてお尻と膣をゆっくり5秒間締めたら、次に5秒リラックス。
これを3回から5回続けます。
まとめ
尿もれのない、晴れやかな毎日のために
「尿もれ」は、実は女性の3人に2人が経験している、とても身近な悩みです。
そのほとんどは、くしゃみや重い物を持った時に起こる「腹圧性尿失禁」。これは筋肉トレーニングや生活習慣の見直しで、十分に改善できるものです。
私自身、2人目の妊娠・出産をきっかけに尿もれを経験しました。当時は不安もありましたが、自分の生活スタイルに合わせてコツコツとセルフケアを続けた結果、今は悩みゼロの快適な生活を送れています。
尿もれは、決して「仕方のないこと」ではありません。
今この文章を読んでいるあなたにも、尿もれを気にせず思いきり笑える毎日が訪れるよう、心から応援しています!◎

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